岩澤重夫展

人気のワークショップ、『グラスリッツェン教室』でお世話になっている岩澤真理先生の義父さんが、
金閣寺の客殿の障壁画を描かれた“岩澤重夫画伯”と聞いてびっくり!
この度、今出川の『相国寺承天閣美術館』で『岩澤重夫展』を開催されているので見に行って来ました。

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幅2メートル以上もある渾身の大作が次々と現れて、まさに岩澤画伯の画家人生の全てを展示したような迫力のある展示会でした。
大きさにも圧倒されますが、ぐっと近づいてみると、小さな小さな色が緻密に重なり合って、ひとつひとつの筆の動きが、途方もない気力と体力と時間を使って描かれているんだなぁ…
って素人ながら感動しました。

原画はとても凸凹していて、下色から何度も塗り重ねられた色のハーモニーが展示会ならではにダイレクトに伝わってきます。

岩澤重夫画伯が82歳で亡くなる年に描きあげた最後の大作、金閣寺(鹿苑寺)の客殿の障壁画も展示されていて、
岩澤真理先生が言うには京都でこの規模で開催されるのは最後になるとのことなので、
ぜひこの機会に見に行っていただければと思います。

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相国寺も緑豊かなとても大きなお寺で、散歩していてもとても癒されます。
美術館と合わせて、ゆっくりお寺を見学するのも半日楽しめるいいコースです。

『岩澤重夫展』は前期が12月6日(日)までの開催となります。
オススメですので行ってみてくださいね。

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