ここが好き!スタッフのセレクト事情

「ここが好き!スタッフのセレクト事情」
イノブンの雑貨は、実はスタッフ一人一人がこだわりと熱い思いを持ってセレクトしています。
暮らしを楽しく、こころ豊かに。そんなイノブンの理念を大切にしながら、よりお客様と近い目線で、自分が本当に使いたいものかどうか、大切な誰かに贈りたいものかどうか、日々考えながらセレクトから売り場作りまでを手掛けています。
そんなスタッフと雑貨とのストーリーをできるだけ生の声に近い形でお届けすべく、インタビュー形式で綴る連載です。

こんにちは、イノブン四条本店の三木です。
いよいよ今週からゴールデンウィークが始まりましたね。
このお仕事を長くしていると、自分が休むというより「お客様が増えるよ!メーカーさんがお休みになるよ!発注しとかないと!」っていう期間、という意識になってしまっています。。今年は旅行や帰省などを楽しむ方も多いのではないでしょうか?久しぶりのお出かけや旅行!お洋服やアクセサリーなども新調して、ウキウキする気分をさらに上げていきませんか?今日はアクセサリー売場を担当する1階の坂本さんにお話を聞いてきました。

1階アクセサリー担当の坂本さん。最近ご結婚されてお名前が変わりました。結婚おめでとうございます!


三木:坂本さん、アクセサリー担当になって2年ちょっとぐらいですよね?セレクトする時に意識していることはありますか?
坂本:アクセはイノブン全店舗のミーティングがあるので、その時に売れ筋を聞いたりとか、インスタとかで情報をキャッチしたりとか・・・アクセは店舗によっても売れるアイテムが違ったりするので。四条に来られるお客様は、トレンド先取りするぞ!っていうより、街で色んな人がつけてるのを見て、流行ってるのかな?買おうかな?っていう感じなので、あまり早すぎず遅すぎずっていうところも意識しています。若いお客様も多いので、低価格帯のアクセのお店とかも見に行って、似たようなものがかぶらないようにしたりも気をつけています。
三木:結構安いアクセのお店でも、かわいいの売ってますよね。
坂本:そうなんです、似てるのがすぐでてきたりして。アクセは部門自体がすごく大きいので、私一人では見きれないので他のアクセ担当スタッフとか学生さんも一緒にやってもらっています。「昨日これがとっても売れていましたよ」とか逐一伝えてくれるので、それをすぐに売場に落とし込んでいます。売れてるならこの目に付きやすいところに移動しようとか、チームワークに助けられています。
三木:へえ!アクセって細かいし、担当の人じゃないとどれが売れたとかがわかりづらいっていうイメージなので、チームで動けてるってすごいです。
坂本:アクセ売場のレジによく入るスタッフ同士でグループラインを作ってて。定期的に売れ筋トップ5を共有したりして、売れたら絶対店出ししてほしい商品を流したり、大きく陳列替えをした時は「こういう意図で売場を作ってるからこの場所にこういうアイテムを置いているよ」っていう目印を伝えておいたりもしています。毎回はできてないんですけど・・
三木:すごいですね、ほんとにチームワークですね。

アクセサリー売場入口のコーナーは、今のイチオシがわかる場所。
人気のチューリップなどお花のアクセなどのコーナー。私が気になったのは丸いケースに入った色合わせが可愛いシュシュ(写真左下のもの)

三木:最近のお気に入りはどれですか?
坂本:ここの一番人目につく2面は、春プラス母の日も近いしお花のアイテムと、ちょっと暑くなり始めているので一緒に合わせて使えるようなヘアアイテムなんかを集めています。
三木:これなに?かわいい。
坂本:これはちっちゃいヘアゴムのセットです。かわいいですよね。
三木:この場所、出勤してきて目に入るので、あれ何やろ?って通りすがりにいつも気になります。今日はこっちのテーブルが変わってたので見てました。
坂本:うふふ、ここは週末に変えたばっかりです。

エレベーター近くの丸いテーブルは、シルバーアクセサリーが爽やかな雰囲気で並べられています。


三木:じゃあトレンドとかイチオシはこの辺りにいつもある感じですね。坂本さん、いつもヘアアレンジがすごく素敵ですけど、アクセ担当になったからですか?
坂本:いや、その前から髪巻いたりアレンジとかはしてたんで、そういうのもあってアクセ担当に選んでもらったのかなって思います。
三木:そうだったんですね!四条の中で一番のアレンジ上手なイメージです。朝から出勤やのに、あの手の込んだ髪はどうなってるんやろ?てよく見てます。今日はその写真が取れなくて残念~。笑
坂本:今日は雨降ってないから巻ける!と思って巻いてきちゃいました。
三木:あれは雨対応のスタイルやったんですね。

三木:POPとかも、ちゃんと写真があって。
坂本:これはもう、私が追いつかないので基本的に全部学生さんに指示して作ってもらってます。次こういうコーナーを作るからこういうの作っておいて、とかお願いしたらみんなやってくれてて。
三木:そうなんですね。
坂本:学生さんがめちゃくちゃ上手で、すぐ作ってくれるので。私が書いたPOPはほどんどないんですよ。


三木:陳列する時に気をつけていることはありますか?
坂本:私、前は3階でインテリア系の担当だったので、最初は物の大きさからまず違いすぎて(笑)どうやって立体感出すの?とかすごく難しかったんですけど、先輩からアドバイスを頂いたりして、ちょっとずつ慣れてきた感じですね。他店にも見学に行ったりしました。あと、緊急事態宣言とか出ちゃうと客層がギュッと近くの人しか来られなくなってしまったりするので、その時々に合わせて打ち出すものは考えています。よく来ていただくお客様にも新しい商品が入ってきていますよっていうのを伝えたいので、陳列をこまめに変えていつ来ても楽しんでもらえるようにしたり、逆にゴールデンウィークとかいつもと違うお客様がいっぱい来られる時はキャッチーなものを中心にしたり。
三木:アクセって数がほんとにたくさんなので、新しい商品もどんどん入ってくるし、どんどん見せていくことも大切ですね。お話を聞いているとチームワークの良さが、売場に表れている気がします。
坂本:そうですね、やっといいチーム出来上がってきたなって感じです。
三木:これから夏に向けてアクセサリーをつける機会も増えてくるので、また売場変わるの楽しみにしています!今日はありがとうございました。

四条本店の1階アクセサリー売場は、お客様が必ずといっていいほど立ち止まって見ていただくことが多い売場です。イノブンの中心と言っても良いだけに、とっても忙しい場所。ころころ変わるのでスタッフも見ていて飽きないその魅力は、チームワークの良さに支えられていました。

それでは、また次回!

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ここが好き!スタッフのセレクト事情

「ここが好き!スタッフのセレクト事情」
イノブンの雑貨は、実はスタッフ一人一人がこだわりと熱い思いを持ってセレクトしています。
暮らしを楽しく、こころ豊かに。そんなイノブンの理念を大切にしながら、よりお客様と近い目線で、自分が本当に使いたいものかどうか、大切な誰かに贈りたいものかどうか、日々考えながらセレクトから売り場作りまでを手掛けています。
そんなスタッフと雑貨とのストーリーをできるだけ生の声に近い形でお届けすべく、インタビュー形式で綴る連載です。



皆様こんにちは、イノブン四条本店の安元です。

京都では先週桜が見頃だったので、ちょっとだけ帰り道にお花見をしてきました。

毎年思うんですが、夜に花見がてら外に出ると意外と寒くて、春だと思ってもまだまだ油断できないですね。

とはいえもう昼間はかなり暖かく感じます。週末は暑いくらいで、春夏のお洋服をしっかり準備しなくちゃなあと思いました。

さて、今回ご紹介するのは、2Fの山上さん。

山上さんは顔出しNGということで(笑)後ろ姿で。2Fで和雑貨の担当をしておられます。


安元:今回は、わっぱの特集をがんばったよという噂を聞いて来ました!

山上:がんばったというほどじゃないんですけど~(笑)

安元:いやいや(笑)特集することになったきっかけとか経緯とか教えてください。

山上:きっかけー??うーん……もともとメーカーさんのカタログ見てたら、わっぱを風呂敷で包んでる写真とかあるんですけど、一緒に置いたらいいのになー、でも何でうちは売り場の垣根を越えられへんねやろ、と思って。

(※元々わっぱの弁当箱を置いているランチグッズ売り場と風呂敷を置いている和雑貨の売り場は離れていて、なかなか今まで一緒に特集を組むことがなかったのです)

山上:そんで河崎さん(ランチグッズ担当者)と相談してみたら「置いていいよ~」ってなって、最初はランチの売り場に風呂敷置いてもらったんですよ。そしたら「よく売れてるよー!」って言ってもらったんで、それで自信をつけて。思い切って大きく特集してみようって、売り場の垣根を飛び出せました!サンプルもめっちゃくれたんでああいう風にできて、すごく売れてます。

↑2Fで特集中のわっぱ弁当箱と風呂敷のコーナー

安元:あ、じゃあ合同企画なんですね。

山上:そうなんです~ちょうど良い季節になったのでやってみました。

安元:そう!ちょうど春って何か始めようってなる季節だからすごい良いタイミングでお弁当の特集やってるなって思ってたんです。

山上:でしょー(笑)

安元:この私ですら(笑)大学に入って初めての春はお弁当作ろうってなりましたもん。

山上:そうそう、みんな素敵な生活を送りたいなって憧れをもって、自炊できるかも!って思う季節ですよね。そのタイミングで落とし込んで形にしてみました!

安元:すごい!私も以前に2階の担当してたとき、和雑貨って細かいものばっかりで特集作るのも大変だなって思ってて。

山上:そうなんですよ~正方形のおっきい平台で何置いてものべーっとしちゃうし。風呂敷だけ置いてもやっぱりのべってなるなあって思ってたんですけど、わっぱと一緒に置けることになって。

安元:そういう売り場の垣根を超える発想も、担当者さんに相談ができるのもさすが山上さん、ならではやなって思いますよ。

山上:えー?ほんとですか?いやいやみんなに助けられてます、ほんまに。

安元:どうしてもうちの売り場担当って、みんな真面目で責任感あるからこそだけど自分の担当の中だけで完結しちゃいがちなんですよね。でもそこを山上さんは担当とか売り場の垣根を越えてちゃんと相談して。

山上:だって絶対無理ですもん、自分のだけでやるの。いくらPOPで書いても実際一緒に置かないと分からんやんって思いますし。でもちょっとだけ風呂敷の売り場にわっぱ置いても全然だったんで、やっぱランチのもの探しに来てはる方はその売場見るから、そっちに最初は寄せさせてもらおうって相談したら河崎さんもいいよって言ってくれはって。

安元:風呂敷ってだけ見ると私も「どうやって使うんだろ、ハードル高いな」って思うけど、わっぱと並んでると「あ、お弁当包むのに普通に使うわ」って思いますね。

山上:風呂敷って若い人からしたらおじいちゃんおばあちゃんとかのイメージかもしれんけど、普通にいっぱい使えますよ。

安元:後で写真も撮らせてもらうんですけど、イチオシの柄ありますか?

山上:売れてるのはミニブーケっていう小花柄です。

安元:かわいい!

山上:でしょ?いろんなお花を集めてる柄なのでミニブーケっていうらしいです。

安元:へえ~~~!

↑一番の売れ筋、ミニブーケ柄

山上:でも私が好きなのはこの柄なんです。ハチドリ。実はこの柄にはちょっとしたストーリーがありまして。

安元:えーっどんなどんな?

山上:POPにも書いたんですけど……山火事が起こるんですよ。他のみんなは逃げていくんですけど、ハチドリだけはくちばしでちょっとずつ水を運んで火を消そうとしてるんです。

安元:何それ健気~~~!!え、そういう逸話があるんですか?

山上:そう、なんかそういうお話があって、それをモチーフにした柄らしいです。それがカタログに書いてあったんで、そのままPOPに書きました(笑)

安元:そんなストーリーが……!かわいい、健気……

山上:ねー!そうなんですよ~。私これの70cmのやつ持っててエコバッグにしてるんですけど、それでコンビニの店員さんに覚えてもらいました(笑)

安元:「あ、あの柄の風呂敷の子だ」って?

山上:そうそう。「それどうやって包んでんのー?」って聞かれて「簡単ですよ、こうやってこうやって……」って教えたりして。

↑山上さんイチオシのハチドリの柄

安元:考えてみたら風呂敷エコバッグにするの良いですね。普通のエコバッグだと平たいのが多くてお弁当とか傾きがちだけど、風呂敷なら大丈夫だし。

山上:汁もれせえへんし、汚れたら洗えるし。

安元:ほんとですね!

山上:エコバッグって洗えないの多いでしょ?水拭きするだけとか。

安元:確かに。今のご時勢、衛生面気になりますよね。そっか、気軽に洗えますよね。

山上:洗濯機が洗ってくれるし。ぽーんと放り込んでおくだけで。

安元:ほんまや~~~!楽ちん!

↑大きめサイズは通路側の定番コーナーに。

山上:100cmサイズの大きいやつはたこやき器包むのに使うといいらしいですよ、メーカーさんによると。そのまま敷いて油とかはねたり汚れても洗えるし、しまうときに包んだらかわいいからインテリアっぽく出して置いておけるし。これからの時期は撥水の風呂敷も仕入れようと思ってるんですけど、お子さんのプレイマットにしたり……自転車の前カゴに入れて使うのも便利なんですよ。雨降ってきたら包んだらいい。

↑これから増やす予定の撥水タイプ

山上:スーツケースの中身を風呂敷で分けたりもするらしいですよ。1日目はこれ、2日目はこれ、靴はこれ、みたいな。

↑楽しい使い方のPOPもあります

安元:えーすごい……なんでも使える……風呂敷欲しくなってきた……

山上:アハハ、いらっしゃいませ~

安元:ほんとに柄かわいいですよね、現代的で。

山上:そうそう、今っぽいですよね。しかもこのお弁当包めるサイズで550円なんです。

安元:え~~~~安い……!どうしよう、本当に欲しい。

山上:包む方向によったら柄の見え方変わったりね、風呂敷ハマると楽しいですよ。

安元:すごい情報量ですね、めっちゃ風呂敷の使い方知ってる。

山上:メーカーさんがよく来てくれて協力的なんでね、すごい教えてくれて。そのおかげです。

安元:めちゃ楽しくてお話聞くのあっという間でした。私も買っちゃうと思います(笑)今日はお話ありがとうございました。

山上:ありがとうございました~~



明るく楽しくたくさんの情報を教えてくれる山上さんでした。

新しいこと始めたくなる雑貨との出会いを大事にしたいな、と私も思いましたので、さっそく風呂敷買ってきます!

↑安元が欲しくなった柄はちなみにこちらです

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ここが好き!スタッフのセレクト事情 連載第23回

「ここが好き!スタッフのセレクト事情」
イノブンの雑貨は、実はスタッフ一人一人がこだわりと熱い思いを持ってセレクトしています。
暮らしを楽しく、こころ豊かに。そんなイノブンの理念を大切にしながら、よりお客様と近い目線で、自分が本当に使いたいものかどうか、大切な誰かに贈りたいものかどうか、日々考えながらセレクトから売り場作りまでを手掛けています。
そんなスタッフと雑貨とのストーリーをできるだけ生の声に近い形でお届けすべく、インタビュー形式で綴る連載です。

こんにちは、イノブン四条本店の三木です。
京都は桜が満開!!お花見に来られた観光の方もたくさんです。ちょっと肌寒いですが、いよいよ春だな~とわくわくします。

今日はそんな春にもぴったり、華やかなレースアイテムを担当している3Fスタッフの片山さんにお話を聞きました。

3F片山さんセレクトのレースフェア。片山さんは絵がとっても上手で、お子さんが一人いるアラフォーのママさんスタッフです。

三木:まずは、こちらのレースの商品をセレクトするにあたって、こだわったポイントを教えてください。
片山:お客様に世界観が伝わりやすいものを意識しました。例えばこれは「マリアベージュ」っていう名前がついていて、ヴェールをイメージして作られているっているストーリーがあったので伝わりやすいだろうなって選びました。あと、これは「賑やかなテーブルをイメージした・・・」ってカタログに載ってたんですけど、春らしい賑やかな感じのデザインが伝わりやすいなって思ったので、そういうわかりやすさっていうところからセレクトしました。

マリアベージュのシリーズ。片山さんのイラストが添えられています。
左側、春の賑やかなテーブルをイメージした「テーブルドゥフルール」


三木:ふ~~ん。なるほど~。確かに、レースって使うイメージが湧きにくかったりしますよね。自分が全然使わないタイプっていうのもあるかもしれないですけど・・・
片山:そうですよね、私も好きなんですけど実際家で敷いているかというと・・
三木:片山さん使ってそうなのに。
片山:デザインを書き起こしたり、資料としてはたくさんあるんですけどね。
三木:でもPOPの雰囲気とか、片山さんの描く絵の感じとかで、使うイメージが湧いてくる気がします。
片山:ありがとうございます。
三木:今回レースカーテンもたくさん揃っていますね。実家でキッチンの窓に付けてたなっていう感じのちょっと懐かしい雰囲気も感じます。
片山:カフェカーテンってそういうイメージですね。他のスタッフにはご年配の方にうけるんでしょうっていう感じだったんですけど、実際にこのフェアを始めてみたらそんなこともなくて、20代ぐらいの若い方からご年配の方まで、幅広く選んでいただいています。
三木:そうですね、大学生ぐらいの方も結構買って行かれてますよね。可愛いものが好きな方は、レースも好きなのかもしれないですね。
片山:メーカーさんもそこは狙っていきたいっておっしゃっていて、ご年配の方が好きっていうイメージがあるけど、若い方にも好かれるようなデザインを考えているそうです。
三木:ティッシュケースも売れていますね。
片山:そうなんです、ラスト1個です!そう、今回のフェアで学んだのは「食わず嫌いはアカン」って。やってみないとわからないなって思いました。

スタッフの中でも賛否両論、総レースのティッシュケースと、キルトマット


三木:そうですね~。今回のチャレンジアイテムはティッシュケースですか?
片山:あと、売れてしまってもうないんですけど大きなテーブルクロスですね。割と高額なのでどうかな?と思っていたのですが何度もリピートするぐらい売れました。自分が推したい!って思ったシリーズのテーブルクロスを選んだので、伝わってくれたかなって思いました。
三木:そうですね、伝わってますね。
片山:あとはキルトも今まではこわごわ、どうなんだろうって思っていましたがフェアなので思い切って入れたのが良かったですね。
三木:フェアになってから高額な商品ももちろん、まとめて何枚も買われる方も増えた気がします。
片山:フェア中にもやりたいことがまだまだあったんですけど、手を加えられずに終わってしまいそうです。
三木:フェアが終わっても場所は縮小して、続ける商品もあるんですよね?
片山:そうです、場所は以前の棚に戻りますけど、今回売れ筋だなって思ったものは残して、これからも育てて行きたいですね。

かわいいギフトも作ってくれています。


三木:片山さんのお気に入りはどれですか?
片山:やっぱりこの、マリアベージュとテーブルドゥフルールです。好きでセレクトすると、POPも書こう!ってなるし、売り場が乱れていたらすぐ畳もう!ってなるし、目をかけるようになるから、自分の主観ですけど「好き」っていう基準も大事なのかなって思いますね。愛情をかけられるようになるというか。
三木:それ先週4階の入江さんのブログでもお話されてました。自分が好きって思って入れたものは、やっぱり愛情のかけ方が違ってきますよね。でも自分の好きだけじゃなくて、イノブンのお客様に合うものを考えるっていうのが大事ですよね。
片山:自分の好みだけじゃなくて、メーカーさんにも必ず売れ筋はどれかって聞くようにはしていますね。ビビリなので確実に売れているのはどれなのかは知っておきたいというか。その上でセレクトしています。
三木:片山さん、絶対いつもメーカーさんに売れ筋聞いていますよね。でもそうやってこまめに連絡を取ってやってくれていたので、フェアをするにあたってメーカーさんも心強かったんじゃないかと思います。売る気持ちが伝わってるだろうなって。商品ひとつひとつ丁寧に写真つけたりPOPもついてて、愛情が溢れています。
片山:ありがとうございます。担当部門に愛情を注げるようになって嬉しいです。
三木:よかったです。でもほんと、片山さんネオマートからイノブンに来て1年経ちました?
片山:5月からこっちにも入らせてもらったのでもうすぐ1年ですね。
三木:最初は、全然違う雰囲気のお店に来られて、すごい戸惑うかな~と思ってたんですけど、意外とレースの部門の雰囲気と片山さんの描く絵の雰囲気も合っていて、担当ここにしてもらって良かったなって思いました。これからもレースを可愛がって下さい。
片山:はい。レースって流行り廃りのないものなので、なんか性格的にも安心するんですよね。時代を先回りして先回りしてっていうのが苦手なので、昔からの古き良きみたいなのが好きというか。
三木:お客様も根強いファンがいる感じですよね、特に四条はこういうエレガントなイメージがあるので。片山さんに合っててよかったです。
片山:担当を持たせてもらってありがとうございます(笑)
三木:いえいえ、こちらこそこんなに愛情を注いでいただいてありがとうございます(笑)

こちらは定番でお取り扱い中のレースコーナー。

昨年閉店した、系列店のネオマートから異動して来られた片山さん。イノブンでも愛情たっぷり、POPやチラシ、ディスプレイ用に絵も飾って雰囲気を盛り上げてくれています。時々お客様から絵のお問い合わせがあるほどなんです。ぜひ3階でその繊細で素敵な世界観を楽しんでいって頂きたいです。

それでは、また次回。

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