お部屋の空気を入れ替えつつ、お香でリラックス。


こんにちは。高の原店スタッフのタカムレです。
いよいよ春にさしかかり、お部屋の窓も開けられる季節となってきましたね。
そこで、今回ご紹介させていただくのが、大香さんのお香『AO<アオ>』です。

こちらは、「日本古来の岩絵具の色からインスピレーションを受けた、青の伝統色を香りで表現した」お香ということで、五種類すべてに様々な「青色」の名前と色がつけられています。

ちなみに私、今、お香にどハマりしておりまして・・
今回は長文のレビューとなってしまいますが、もしよければお付き合いいただければ幸いです(^^;)
さて、お香は、火をつける前の上匂いと、火をつけた後の香りの印象がぜんぜん違うことも多々ありまして、実際に火をつけて焚いてみないとわからない所も、お香の魅力の一つではないかと思うのですが、今回は実際に焚いてみた感想を五種類それぞれ「火をつける前の上匂い」と「火をつけた後の香り」に分けてお伝えしたいと思います。

<瑠璃(ruri)>
火をつける前の上匂いは、ミントが効いた清涼感のあるマリン系の香り。火をつけると、甘く穏やかなマリン系の香りがさらに広がり、そこにジャスミンやスズランがブレンドされた、まさに地球や海を連想させる、みずみずしく華やかな透明感のあるマリンフローラルな香り。

<縹(hanada)>
火をつける前の上匂いは、渋みのある和風グリーンフローラルな感じ。火をつけると緑茶の香りが際立ち、そこにジャスミンとムスクが絶妙なバランスでブレンド。和を感じさせつつも、優しく爽やかなグリーン感のある香り。

<浅葱(asagi)>
火をつける前の上匂いは、和風の石鹸のような、どこか懐かしさを感じさせる香りですが、火をつけると一転して甘いバニラ、ベンゾインの香りに、ムスクやフローラル系の香りが巧みに調香された、煌びやかさ、華やかさを感じさせる、スイートフローラルな香りに。

<百群(byakugun)>
火をつける前の上匂いは、ミントや樟脳の酸味のあるスパイシーな香り。火をつけると、松やヒノキのようなキリッとした甘みの少ない涼やかな針葉樹系の香りが広がります。「瑠璃」が海なら「百群」は空や自然をイメージした清涼感のある香り。

<緑青(rokusho)>
火をつける前の上匂いは、和の化粧品のような上品な香り。火をつけると、白檀(サンダルウッド)の甘さと、針葉樹系の渋み、微かなフローラル感が混ざり合った、京都のイメージのような、はんなりと落ち着いた華やかさ、伝統的な深みのある香り。

・・と、長文になってしまいましたが・・あくまで個人的なマニアックな感想です(^^;)
試してみる前は、もっと全体的に似たようなフレグランス(香水系)の香りかと思ってましたが、どの香りもしっかりとお香として作り込まれていて五種類ともそれぞれ違った個性をもった完成度の高い香りだと思いました!
ちなみに、『AO<アオ>』のお香には、お香立ても付いています。(※お皿は付いていません)
コロナ禍になってから、室内の換気も重要視されていますが、お香は焚いた後の煙や香りが無くなることで、室内の換気の目安にもなると聞いたことがありますので、お部屋の空気を入れ替えつつ、お香でリラックスしてみてはいかがでしょうか?

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