丁寧に、思い返し伝えること。
こんにちは、イノブンオンラインショップのキムラです。
年明け最初のブログです、明けましておめでとうございます。
本年もどうぞ宜しくお願い致します。
そして元旦より大きな地震や事故が続き、不安な中で日々を過ごされている方もいらっしゃるかと思います。避難生活や混乱がおさまり1日でも早く日常が戻ってきますことを心より祈っております。
いつもですと商品の写真と一緒に、“ここ好きなんです”ポイントをお伝えしていますが、今日は私が大学生のときに感じて大事にしていることをお話しようかなと思います。
日々の中で繰り返し身に付け、けれど慣れずに新しくしていくこと。
ニュースの速報でLIVE映像が流れた時、東日本大震災の映像が頭に流れた方もいらっしゃったかと思います。
緊急地震速報の音、アナウンサーの緊張した声、地震の後に津波警報が出た瞬間の、私の近くで一緒にテレビを見ていた家族の空気…一瞬にして凍りつきました。
その後SNSではたくさんの情報が流れていました。それは約10年前の東日本大震災、それよりももっと前の阪神淡路大震災からの反省によって奇しくも磨かれた一般の人の知識です。
こういった経験から生まれる大切なことは、得難く、風化されてはいけないものだと思います。
年末年始の帰省から京都に戻り私は、東日本大震災の時から備えている部屋の防災袋と防災メットを確認し直しました。保存食や飲料水は賞味期限の有効切れが起きてないか、懐中電灯の電池や動作は錆びついていないか、…定期的に新しくしておかないといけないですね。
どんどんと情報も技術もアップデートされ日常的に備えられる防災グッズもいろいろと出てきました。
最優先は命を守ること。
「もっとこうだったらより良かった」と伝え続けてくれる声を風化させず、そのために日々の生活の中で廃れていってはいけないものを次の世代にしっかりと伝えていきたいと思います。
心をやわらげる時間を生みだすこと。
もうひとつ、こういった辛いニュースや情報に触れやすい現代では、自分の心を守ることも大切です。
知らず知らずのうちに心にのしかかっていることもありますので、SNSもニュースも消して離れてみてください。
「できる環境であれば、好きな飲み物やあったかい食べ物、好きなことをして、好きな香りやあったかいお風呂に入ってみてください。」
昨年の下半期一生懸命頑張ってみたことがあるのですがその中で縁ができた大切な友人から、年明けにメッセージをもらいました。その中に書いてあった締めの言葉でした。私がSNSで情報にあてられてしまい、ちょっとしんどくなってきたことを察してくれた言葉でした。
私たち雑貨の販売業では直接的な支援に繋がることは残念ながらありません。
もう少し状況が落ち着いてようやく一息つけた頃にできることならあるはず、と思っています。
常日頃からこの想いはありますが、心満ち足りた落ち着ける時間が生まれるように、そのお手伝いができるように努めてまいります。
ブログでは来週からまた“いつも通り”スタッフの想いのこもった商品をお伝えしてしていきます。
改めまして本年もどうぞ宜しくお願い致します。
